スイカゲームの歴史
2021年から現在までの進化の軌跡
概要
スイカゲーム(Suika Game)は日本のAladdin Xが開発し、2021年にpopIn Aladdin投影機の内蔵ゲームとして初登場。2021年12月に日本のSwitch eShopに上陸し、2023年10月に世界規模で爆発的な人気を博しました。
起源(2021年1月〜4月)
スイカゲームの核心的なアイデアは、中国のWebゲーム「合成大西瓜」(Merge Big Watermelon)に由来します。このゲームは米兜科技が2021年1月に公開し、瞬く間に大ヒットしました。
Aladdin Xは自社の3-in-1天井プロジェクター「popIn Aladdin」の機能を展示するため、このゲームコンセプトを改編し、2021年4月に内蔵アプリケーションとして提供開始。
Nintendo Switch進出(2021年12月)
プロジェクター版の好評を受け、Aladdin XはNintendo eShopへの移植を決定。Switch版と投影版では、フルーツの重さや得点システムに微細な違いがあり、プラットフォームに最適化されています。
2021年12月9日
日本のeShopで「Watermelon Game/スイカゲーム」として初リリース
爆発的人気(2023年9月〜)
2023年9月から、日本のストリーマー、VTuber、SNSの影響により、販売数が「5万倍以上」急増し、ランキングトップに躍り出ました。
ダウンロード記録
- • 2023年10月5日:100万DL達成
- • 2023年10月16日:200万DL達成
- • 2023年10月30日:300万DL達成
- • 2023年11月14日:400万DL達成
- • 2023年12月14日:500万DL達成
販売実績
- • 全世界366万本(2023年11月)
- • 日本327万本
- • 海外39万本
- • 2023年・2024年日本eShop年間1位
世界展開(2023年10月)
Switch版は欧米豪などの地域で正式リリース。当初は日本語のみでしたが、その後のアップデートで英語、韓国語、中国語などが追加されました。
2023年10月20日
任天堂公式ページで最大2人プレイ対応と表示
価格設定
日本
¥240
アメリカ
$2.99
ヨーロッパ
€2.99
ゲームプレイ
「落下→衝突→合成」を核心に、物理パズルと連鎖反応により同じフルーツを合成してより大きなフルーツを作ります。最終目標はスイカを作り、高得点を獲得することです。
落下
フルーツを箱に投下
合成
同じフルーツが衝突
目標
スイカを作成
実体版リリース(2024年11月)
長期的な人気を背景に、日本でSwitch実体「特別版」が発売され、コレクターやカートリッジユーザーのニーズに応えました。
2024年11月発売
初の実体カートリッジ版として限定生産
マルチプレイヤーDLC(2024年2月)
対戦とインタラクティブ要素を拡張する「マルチプレイヤーモード」DLCがリリースされました。
2024年2月21日
最大2人での対戦モードや協力プレイが可能に
続編発表(2025年)
Aladdin Xは続編「Suika Game Planet」を発表。Switch及びSwitch 2での発売を予定し、ローカル4人協力プレイを含む新要素を導入します。
Suika Game Planet
- •惑星ステージの新しい舞台設定
- •ローカル4人協力プレイ対応
- •新フルーツと特殊アイテム追加
- •Switch 2専用の強化機能
年表
2021.01
中国で「合成大西瓜」が流行
2021.04
popIn Aladdinに内蔵ゲームとして登場
2021.12
日本Switch eShopでリリース
2023.09
ストリーマー・VTuberによる拡散開始
2023.10
世界規模でリリース、500万DL突破
2023.11
日本eShop年間ダウンロード1位獲得
2024.02
マルチプレイヤーDLC配信
2024.11
実体版特別版発売
2025.09
続編「Suika Game Planet」発表